体の右側がオスで左側がメス
体の右側がオスで左側がメス / Credit:アニーリンゼイ
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からだの”右半分がオスで左半分がメスの鳥”を発見!雌雄モザイクが起こる仕組みとは? (3/4)

2021.01.27 Wednesday

2020.10.08 Thursday

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メスとしての生殖能力があるかもしれない

雌雄モザイクでも恋がしたい!
雌雄モザイクでも恋がしたい! / Credit:depositphotos

興味深いことに、多くの鳥の卵巣は左側のみが発達し、右側のものは成長途中で退化してしまうことが知られています

今回発見された鳥の場合、都合がいいことに、右側がオスで左側がメスです。

つまり左のメス側にある卵巣は正常に機能し、メスとしての生殖能力が確保されている可能性があるのです。

もし正常な生殖が行えた場合、右側のオスは遺伝的に兄妹である左側のメスと一緒に、甥や姪にあたるヒナを育てることになるかもしれません。

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