保育園に小さな森をつくる実験
この実験には、フィンランドの2つの都市に住む75人の子供たちが参加しました。
彼らは皆3~5歳であり、28日間、朝と夜は自宅で、日中は10か所の保育園でそれぞれ過ごした後、免疫機能の変化を検査しました。
そして保育園は次の3種類に分類されています。
①改装保育園(4か所)。都会の標準的な幼稚園に小さな森(土、草、芝、コケ、低木、植栽箱)を導入しています。
②標準的な都市型保育園(3か所)。緑地はほとんど無く、全く無い所もあります。
③自然志向の保育園(3か所)。子供たちは毎日近くの森に連れていかれます。
子供たちはそれぞれ保育園特有の環境で過ごしましたが、特に改装保育園では1日1.5時間、植物や土で遊ぶよう勧められました。植物を植えたり、天然素材を使って工芸品を作ったりしたとのこと。
保育園の食事はすべての場所で同様の物が与えられており、自宅での生活様式は指定されておらずランダムです。