アーマー装甲されたハキリアリ
アーマー装甲されたハキリアリ / Credit: nature
biology

昆虫界初!「天然のボディアーマー」を装着したアリを発見、 戦闘力・抗菌性が格段にUP

reference: sciencealert, zmescience, phys
2020.11.26 Thursday

中南米に分布するハキリアリは、葉っぱを切って巣に持ち帰り、そこに菌類を植えつけて栽培する面白い習性の持ち主です。

ウィスコンシン大学マディソン校はこのほど、ハキリアリの一種「Acromyrmex echinatior」が、防護のための特殊なボディアーマーを身につけていることを発見しました。

これにより、抗菌性や戦闘力が格段にアップしていたようです。

研究は、11月24日付けで『Nature Communications』に掲載されています。

>参照元はこちら(英文)

菌畑を育てるハキリアリ

ハキリアリは畑を育てるために役割分担をしています。

からだの大きなアリは巣の外に出て葉っぱを集め、敵と戦い、小さなアリは巣内で菌畑のガーデニングをします。

持ち帰られた大量の葉は一カ所に集められ、アリタケと呼ばれる特殊な菌類を植え付けて栽培し、アリたちのエサとなるのです。

葉っぱを持ち帰るハキリアリ
葉っぱを持ち帰るハキリアリ / Credit: ja.wikipedia
まるで葉っぱが歩いているよう
まるで葉っぱが歩いているよう / Credit: ja.wikipedia

この菌類との不思議な共生関係が注目される一方、大群で暮らすアリにとっては病原菌に感染するリスクの高まりを意味します。

専門家たちは、ハキリアリがいかにして病気を防いでいるか疑問に思っていました。

その答えは、A. echinatiorが手に入れたボディアーマーに隠されているかもしれません。

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