「量子トンネル効果とはチートで壁を超えること」であり、電子は二重人格!?
最初にセガイ氏は、量子トンネル効果をビデオゲームのチート(不正行為)に例えています。
![量子トンネルとは、ゲームキャラクターがチートで壁を通り抜けるようなもの](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/12/FireShot-Capture-1256-Maryam-Tsegaye-Canada-Physics-Winner_-2020-Breakthrough-Junior-Ch_-www.youtube.com_.png)
通常、ゲームのルールにより、キャラクターが壁を通過することはできません。しかし、チートコードを導入したキャラクターは簡単に壁をすり抜けます。
このような現象は現実では起こり得ないと思うでしょう。しかし実際には量子レベルで同じ現象が起こるのです。
量子レベル、つまり非常に小さい電子などはトンネルによって壁を通り抜けるような現象を起こします。そのためこの現象は「量子トンネル効果」と呼ばれています。
続いてセガイ氏は量子トンネル効果を解説するため、電子などの小さなものには2つの人格があると述べます。
![電子には2つの人格がある](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/12/FireShot-Capture-1261-Maryam-Tsegaye-Canada-Physics-Winner_-2020-Breakthrough-Junior-Ch_-www.youtube.com_.jpg)
片方の人格とは「波」であり、もう片方は「粒子」です。
彼らがどこにいるか知りたい時には粒子の人格が現れ、何をしているのか知りたい時には波の人格が現れるというのです。