「空中浮遊映像」による非接触インターフェース

コロナ禍では、トイレやエレベーターのボタンなど不特定多数が利用するインターフェースに触れることが感染の原因となり得ます。
また感染しなくとも、それら公共のボタンは清潔ではなく、多くの人から好まれません。
そのため村上開明堂は、空中浮遊映像技術の先駆者である「株式会社パリティ・イノベーションズ」と共同し、非接触型の次世代インターフェースを開発することにしました。

新しく開発された空中浮遊映像技術(FPT:Floating Pictogram Technology)は、ホログラムボタンを空中に浮かび上がらせることが可能です。
さらに浮かび上がった映像は従来のボタンと同じように機能します。ユーザーが映像にタッチすることで入力が決定されるのです。
現在、開発は最終段階にあり、装置サンプルの外部提供も2月から始まっているとのこと。
非接触FPTシステムの応用性は高く、様々な施設やエリア(病院・マンション・銀行・ショップ)での導入が期待されます。