「脳インプラント」が麻痺患者の手を再び動かした
2021.04.10 Saturday
アメリカ・ファインスタイン医学研究所に所属するチャド・ブートン教授ら研究チームは、脳インプラントによって麻痺患者の手を再び動かすことに成功しました。
彼らは「神経バイパス」と呼ばれる方法により、コンピュータを介して、脳から送られる信号を腕の筋肉に伝えました。
これにより麻痺患者は自分の手でお菓子をつかんで食べることができたとのこと。
研究の詳細は、2020年8月25日付けの科学誌「Bioelectronic Medicine」、また2021年1月26日付けの専門誌『IEEE Spectrum』に掲載されました。
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