AED搭載ドローン
AED搭載ドローン / Credit:Everdrone
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A drone carrying a defibrillator saved the life of a heart-attack patient https://www.zmescience.com/science/drone-life-heart-attack-06012022/ Sign up to stay updated on all the latest news. https://everdrone.com/news/2022/01/04/for-the-first-time-in-medical-history-an-autonomous-drone-helps-save-the-life-of-a-cardiac-arrest-patient/

2022.01.07 Friday

救急車より速く現場に向かい心停止患者の命を救う「AED搭載ドローン」

AED(自動体外式除細動器)は、心停止した人に対して素早く応急処置できる優れた医療機器です。

現在、AEDはさまざまな公共施設に設置されていますが、それでも心停止するすべての人をカバーできるわけではありません。

こうした状況に対応するため、スウェーデンの企業「Everdrone」は、AEDを届けるドローンサービスを開始しています。

そして2021年12月には、自宅で心停止した男性のもとにAED搭載ドローンが駆けつけ、一命をとりとめることに成功しました。

救急車では間に合わない場合も

病院以外の場所で心停止(院外心停止)する人は、私たちの想像以上に多いかもしれません。

実際、ヨーロッパでは毎年27万5000人以上、アメリカでは35万人以上が院外心停止していると言われています。

そしてそのうちの70%は、AEDのない個人宅で発生しているのです。

AEDが近くにない場合はどうする?
AEDが近くにない場合はどうする? / Credit:Everdrone

AEDが近くにない場合は、心臓マッサージなどの心肺蘇生法(CPR)を行って、あとは救急車の到着を待つしかありません。

しかし、心停止の状態で1分経過するごとに生存率は7~10%低下すると言われています。

日本の救急車は平均8分で現場に到着できると言われていますが、それでも間に合わない場合があるのです。

では、もっと素早く緊急蘇生措置を行うことはできないのでしょうか?

Everdrone社は、1人でも多くの人を救うため、近年さまざまな分野で活躍しているドローン技術を利用することにしました。

AEDを搭載したドローンを飛ばし、現場に素早く届けるサービスを開始したのです。

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