遠隔操作で脳内の血栓を除去する
遠隔操作で脳内の血栓を除去する / Credit:Xuanhe Zhao(MIT)_Joystick-operated robot could help surgeons treat stroke remotely(2022)
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ジョイスティックで脳梗塞を「遠隔手術」できる技術が登場! (2/2)

2022.04.18 Monday

前ページ脳梗塞患者を救うには「迅速な処置」が必須!

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磁石で脳血管内のワイヤーを操作して血管詰まりを解消する

磁石でワイヤーを操作
磁石でワイヤーを操作 / Credit:Kim Yoonho(YouTube)_[Telerobotic Stroke Intervention] Summary Video(2022)
新たに開発されたシステムには、先端に磁石を装着した多関節ロボットアームを使用します。

そして、血管に挿入するワイヤーの先端が磁石に反応するようになっています。

外科医は離れた場所から、マウスを使ってワイヤーを前進。

ロボットアームと磁石を動かし、ワイヤーを前進させる
ロボットアームと磁石を動かし、ワイヤーを前進させる / Credit:Kim Yoonho(YouTube)_[Telerobotic Stroke Intervention] Summary Video(2022)
また、ジョイスティックを使って磁石を回転させられます。

磁石の回転により、ワイヤーを引っ張る方向と強さが変化するため、ワイヤーの進行方向を微妙に調整できるのです。

これにより、遠隔操作でも繊細な動きが可能に。

実際、の血管を模倣したテストでは、曲がりくねった疑似血管を通って、目的の疑似血栓を除去することに成功しました。

しかも、外科医はわずか1時間のトレーニングで、新しい技術を会得したとのこと。

地方の病院に新しいデバイスを設置するなら、熟練した外科医は、大きな病院から遠隔で手術できるようになるでしょう。

もしかしたら今後、「一刻を争う症状」を遠隔操作が救ってくれるかもしれません。

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