メガロドンが人間を襲ったとしたら……
メガロドンが人間を襲ったとしたら…… / credit:Pixabay
paleontology

実は泳ぐのが遅かった?!メガロドンが絶滅した理由 (3/3)

2023.09.03 Sunday

前ページメガロドンはなぜ絶滅したのか

<

1

2

3

>

もしメガロドンが生き残っていたら……

メガロドンが海に出た人間を襲う?
メガロドンが海に出た人間を襲う? / credit:Pixabay

前述のとおり、メガロドンはその巨体で泳ぎ回るために代謝によって体温を高めています。

つまり、生きるために常に多くのカロリーを必要とするサメです。

メガロドンは高緯度帯に棲み、クジラなどを食べるサメですが、現代に生き残っていたとしたら、その貪欲な性質から食料を求めて活動範囲を広げていたかもしれません。

そして、今推察されているメガロドンの遊泳速度はあくまで冷たい水を前提としたもの。

低緯度帯の暖かい水の中ならホホジロザメよりはるかに俊敏に泳ぎ回れる可能性があります。

そうなればありとあらゆる海洋資源がメガロドンの餌食になり、人間にとっても海の大きな脅威となったかもしれません

メガロドンがもしも絶滅せず、現代に生きていたら、人間は一切海に出られなかったかもしれませんね。

<

1

2

3

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

古生物のニュースpaleontology news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!