quantum

光がとんでもない経路を通ることが3重スリット実験で実証される (3/7)

2024.06.26 Wednesday

2017.11.13 Monday

前ページ光電効果

<

1

2

3

4

5

6

7

>

アインシュタインと光電効果

光電効果の謎を解いたのはアインシュタインです。

彼は、光は振幅の大きさをもつ粒子である、としました。
(振幅の数字は粒子の半径である、と考えれば分かりやすいです)
そして、光電効果を次のように説明した。

金属に張り付いている電子は、その電子と相性のよい振動数をもつ光に誘われると、電子の粒子と光の粒子がペアになって金属から飛び出ます。相性の悪い振動数では、誘われても相手をしない。

これは見事な説明です。しかしそうすると、光は波であることの証明の2重スリット実験はどうなるのでしょうか。光が粒子なら干渉縞は現れないはずなのです。

一体、光は波なのか、それとも粒子なのか?

これは大変な問題でした。物理学者たちは、就職情報誌を放り投げて研究に没頭しました。

次ページ量子力学と状態方程式

<

1

2

3

4

5

6

7

>

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

量子論のニュースquantum news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!