なぜ日本人は「フグ」を食べ続けるのか
なぜ日本人は「フグ」を食べ続けるのか / Credit: jp.depositphotos
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なぜ日本人は危険なフグを食べ続けるのか? 「フグは毒をつくらない」って知ってた?

2021.01.27 Wednesday

2020.12.05 Saturday

scienceabc https://www.scienceabc.com/nature/animals/what-are-pufferfish-and-are-they-toxic.html

冬は、フグが旬の季節。

しかし、高級食材の上に中毒性もあるので、気軽には食べられません。

今でもフグ毒による死亡事故は年間数件ほど出ています。にも関わらず日本人がフグを食べ続けるのはなぜでしょうか?

フグの生態と、日本人を魅了し続ける理由について解説していきます!

フグは泳ぎベタだから針を持った?

フグ(学名:Tetraodontidae)は、フグ目のフグ科に属する魚の総称で、200種以上が知られています。

ちなみに、よく似たハリセンボンは、フグ目のハリセンボン科の総称で、フグとはまた別物です。

フグは、口内に4本の大きな歯がくっついており、これを使いエサをすりつぶして食べます。

学名のTetraodontidaeは、この「4本(Tetra)+歯(odont)」が語源です。

針で天敵が食べられなくなる
針で天敵が食べられなくなる / Credit: jp.depositphotos

フグは、からだを膨らませて針を出しますが、これは泳ぎヘタだから必要になったとされます。

フグは泳ぐとき、尾や胸、背中、肛門付近に生えたすべてのヒレを組み合わせないと動けません。

方向転換は自在なのですが、スピードが遅いのでターゲットにされやすくなります。

そこで身の危険を感じると、逃げるのではなく、弾力のある胃に大量の水や空気を入れて膨らませて、体内に隠した針を出すのです。

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