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顔認証システムで危険が及ぶ人々の傾向とは (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2019.04.30 Tuesday

前ページ導入が進む顔認証技術 トイレットペーパー泥棒を防ぐシステムまで

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人種や性別による不均衡 特にトランスジェンダーの人々の顔認証はされにくい!?

ケイェス氏によると、顔認証技術の中には、トランスジェンダーを含む性的マイノリティーの人々の識別を苦手とするものがあると指摘している。もし顔認証がうまく行えなかった場合、警察などに誤って通知が入るかもしれない。

最悪の場合、身に覚えのない罪で逮捕されたり、処分が与えられることだって考えられる。それに、銃社会であれば、誤って撃たれてしまう、なんてことも起きないとも限らない。ただ自分の家に入ろうとしただけ、用を足そうとしただけなのに…。

Credit: pixabay

一方で、マイクロソフトの顔認証技術を利用した企業の実績では、女性や有色人種と比べて、白人男性の方がはるかに正確に識別できるというデータもある。有色人種かつトランスジェンダーであった場合、果たしてどれほどの精度で認識されるのだろうか。

次ページ技術の進歩に追いつく倫理の醸成を

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