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スパイ映画かな?マイクロバッテリーを搭載したコンタクトレンズの開発に成功 (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2019.04.30 Tuesday

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DARPAと提携して軍事目的に改良予定

IMTの発表にいち早く反応したのが「DARPA」だ。DARPAも長年の間、視覚能力を向上させるコンタクトレンズの開発に取り組んでいる。

2012年にInnovega社と共同で開発した「iOptik」は、特殊なメガネと連動させることで2つの対象に同時に焦点を当てることができた。

Credit:Innovega’s iOptiks lens (DARPA)

その3年後にはスイス・EPFLとの共同開発で「瞬きで対象を拡大できるレンズ」も開発していたが、これはエイジングに伴う視力低下の補助を目的としており、どちらも軍事目的ではなかったようだ。

Credit:École Polytechnique Fédérale de Lausanne

そこでDARPAはIMTと提携して、軍事目的のコンタクトレンズを開発すると発表した。

これにはソフトウェア会社「マイクロソフト」も参加する予定で、すでに同社による200万ユーロ(約2億5千万円)の投資が決定している。

IMTの主任研究員ジャン=ルイ・ブルネ氏も「今年10月にはMicrosoftのHoloLensとコンタクトレンズとの連動作業を行い、2020年には実用試験を開始する」と話す。

スパイ顔負けのコンタクトレンズが近々誕生しそうだ。

「HoloLens」の性能はこちらを参照。

眼の傷を治す「絆創膏コンタクトレンズ」が登場

reference: nationalinteresttaskandpurpose / written & text by くらのすけ

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