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「60年以内に小惑星が地球に落下する」 NASA長官が驚きの発言!急げ防衛対策! (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2019.05.01 Wednesday

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小惑星の軌道を変える「DART計画」が進行中

NASAは現在、地球周辺にある小惑星の90%をトラッキングしており、探索作業では459フィート以上(直径140m)の小惑星をターゲットにしている。

これは衝突すれば地球に甚大な被害を与えるのに十分なサイズだ。

その防衛対策として現在、小惑星めがけて直径2.4mの「キネティック・インパクター(kinetic impactor)」を高速でぶつけ、軌道を変えるという計画が進行中だ。

これを「DART計画(Double Asteroid Redirection Test=二重小惑星進路変更テスト)」という。

「DART計画」の手順/Credit:mirror

ターゲットとなる小惑星は双子連星の「ディディモス」で、大きい方が直径800m、小さい方が直径160mとなっている。計画では、この小さい方に向けてインパクターを衝突させる予定だ。

「DART計画」は2021年にカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地よりファルコン9ロケットを発射させ、2022年10月に小惑星ディディモスに到達する予定となっている。

ブライデンズティーン長官は最後に「恐竜たちは隕石衝突に対して準備する力がなかったが、私たちにはそれがある。今こそ、その力を発揮するときなのだ」と話した。

もう『アルマゲドン』も『君の名は。』も絵空ごとでは済まされないようだ。

3,700年前に隕石が中東の一部を壊滅させた可能性があると判明

reference: dailymailmirror / written & text by くらのすけ

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