【2019年】ナゾロジーで人気だった記事TOP12

science_technology 2019/12/31

いよいよ2019年も終わり。おかげさまでナゾロジーも2周年です。

今回は、2019年にナゾロジーで最も読まれた記事12位〜1位、13位〜18位、そしてナゾロジースタッフおすすめ記事をお届けします。

第12位 数学の未解決問題「双子素数の予想」が特殊な条件で証明! 素数の秘密に迫る

Credit:Junpei Tsuji/slideshare

第11位 花はハチの音が聞こえると、一時的に「蜜を甘くしよう」とがんばることが判明

第10位 【考察】『天気の子』の「違和感」の正体は結局何だったのか? 心理学から解説してみる(ネタバレ有り)

Credit: 2019「天気の子」製作委員会

第9位 脳のニューロンが「ワイヤレス接続」を行うことが判明

Credit: Bryan Jones / Flicker

第8位 「ポケモン細胞」が幼少期ポケモンを遊んだ大人の脳に発見される

Photo credit: Red Envelope Photos (Seth-Thomas Tate) on VisualHunt.com / CC BY-NC-SA

第7位 強靭すぎるクマムシ、ついに極限環境を生き抜くメカニズムが判明

Credit: depositphotos

第6位 宇宙最初の巨大天体は暗黒物質で輝く「ダークスター」だった

Credit:Astronomy

第5位 地球どうなっちゃうんです? 恐ろしいスピードで拡大する「巨大な穴」を南極のスウェイツ氷河で発見

©NASA/OIB/Jeremy Horbeck

第4位 世界初の多次元量子テレポーテーションに成功

Credit:megan bates

第3位 ほぼ宇宙と同年齢!? 宇宙最古の星が発見される

老化星のイメージ。画像はHD 140283のもの。/Credit:NASA, ESA, and A. Feild and F. Summers

第2位 「額に第三の目を持つヘビ」が世界で初めてオーストラリアで発見される

左右に加えて、額にもうひとつの目がある/Credit:Northern Territory Parks and Wildlife

第1位 解析不能!30年以上前のレトロゲームから謎の「自動生成アルゴリズム」が見つかる

Credit:Entombed Atari 2600 Review/Entombed Atari 2600 Review

 

次は、惜しくもランクングから外れた13位から18位の紹介です。

第13位

肝臓の全機能をもった「ミニ肝臓」を3Dプリンタで作ることに成功

第14位

ロシアの永久凍土から「1万8千年前の子犬」がほぼ完全な状態で見つかる

第15位

【快挙】大学生が「物理学100年の謎」を解き明かす

第16位

有害と思われていた太陽風、実は宇宙線から太陽系を守るプラズマバリアだった

第17位

鳥類進化の常識を覆す新種の化石が発見される! 学名は「原始的な福井の翼」

第18位

遺伝子操作による蚊の減少実験が失敗、さらに「不死身の蚊」が誕生?

【特別賞】ナゾロジー編集部おすすめ記事

惜しくもランキング10位以内からは漏れてしまいましたが、ナゾロジー編集部スタッフの「この研究はぜひ皆さんに紹介したい」という熱い気持ちをお届けするべく、特別枠を用意しちゃいました。

どれも面白い研究・記事なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

スタッフ「かつ」のおすすめ

肝臓の全機能をもった「ミニ肝臓」を3Dプリンタで作ることに成功

これまで再生医療で主流だった「培養」ではなく、「プリント」するところに新しさがあるなと感じました。

臓器移植は、深刻な病気を抱えている人たちにとっての希望の光です。

以前からバイオプリンタ―技術による肝臓作成の研究は行われていましたが、作成した臓器の機能を保つことは出来ていませんでした。従来の技術では、次第に細胞間のコネクションが失われていき、臓器としての機能を維持できないのです。

新しい方法では、細胞をプリントする前からグループ化していく試みが行われています。あらかじめ同じ機能を持つ細胞同士をグループ化して、細胞に細胞間接着を記憶させるのです。

結果は成功で、プリントされた細胞はバラバラにならず、しっかりと臓器の形を保っていました。

3Dプリンタ―で作られた臓器が、臓器移植の代替法となる日も近いのかもしれません。

臓器をつくることが可能になれば、移植に頼らず、古くなった胃や肝臓を交換することができるようになるかもしれません。本当の意味での再生医療がスタートするのではないかと期待しています。

スタッフ「Kain」のおすすめ

食べ物の味が変わる手袋! 電気刺激で味覚を操作する新技術を取材

皆さんは好きなものを好きなだけ、健康も気にせず食べまくりたいと思ったことはありませんか?

食事は私たちにとって最高の娯楽の1つです。

しかし現実は、肥満や塩分・糖分の過剰摂取など、気になることが多く自由気ままな食事はできません。

大量に食品を作っては廃棄している一方で、地球全体の食糧危機という問題も耳にします。

シンセサイザーで自由に音を作るように、電気で味だけ自由に作れるようになれば、健康に害のある物を食べる必要も、必要以上に食品を作る必要もなくなるかもしれません。

そんな意義深い次世代の新技術、電気刺激による味覚操作の研究を、研究者である明治大学宮下教授ご本人に解説頂いたインタヴュー記事。

気になるところまで細々と解説した内容と、普段は見えない研究者の素顔に迫ったやりとりが好評を博しました。

現役研究者のちょっとマッドな一面も見えてきたり…。

少し長いけれど、新しい時代の息吹を感じる技術研究のお話はぜひ読んでいただきたい内容です。

味だけを自在に楽しみ、人は栄養食だけを食べて健康に暮らす。そんなSFみたいな世界の到来は近いのかもしれません。

スタッフ「くらのすけ」のおすすめ

学校一の問題児だった落書き少年に「絵の仕事」が舞い込み、運命が一転する

「子どもが言うことを聞いてくれない」「学校に馴染めてないようで不安」

そんな教育の悩みを持つ方にこそ、読んでもらいたい記事です。この逆転劇には、きっと心打たれるに違いありません。

イギリス在住の少年ジョー・ホエール君(9)は、教室の壁中を落書きだらけにする学校一の問題児でした。ロクに授業も聞かず、ノートは落書きで溢れかえり、友だちとも遊ばずに一日中絵を描いていました。

そんな少年に手を差しのべたのは、他でもない彼の両親。息子の絵に対する情熱を感じた両親は、落書きを辞めさせる代わりに美術クラスに通わせます。

すぐにジョー君の才能を見抜いた担当の先生が、作品をSNSにアップしたことで運命が一転。レストランから「うちの壁に絵を描いてほしい」との依頼が正式に舞い込んできました。

ジョー君の才能は爆発し、店内の広い壁を10時間ほどで埋め尽くしてしまったのです。

それ以来、彼の才能は世界中に知れ渡り、今では絵の注文が殺到。当の学校からも「壁に絵を描いてほしい」と言われるまでに。

よく「天才と何とかは紙一重」なんて言ったりしますが、その紙一重の才能を見抜くことこそ、親の大切な役割なのかもしれません。

以上、ナゾロジー人気記事とスタッフおすすめ記事でした。来年もナゾロジーをよろしくお願いいたします。

2019年の「奇抜な科学研究」9選

written by ナゾロジー編集部

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