3週目〜池に戻すまで
実験は2週間で終了かと思いきや、Atomic Shrimpさんのチャンネルをのぞいてみると、3週目の最新映像がアップされていました。
しかも、3週目にしてついに大物が発見されています。
なんと、オタマジャクシのような両生類の幼生がビンの側壁に張り付いていたのです。
泥の中にでも隠れていたのでしょうか。
この幼生は、大きくなったらサンショウウオのような生物になるそうです。
これほど小さいのに、心臓が力強く拍動しているのが分かります。
また、透明ですが、血液細胞の循環も見られました。
ビンの底の方から上をのぞいてみると、水草や藻が、まるで天空の城のように浮いています。
水草の下にも、色々な生き物たちが隠れていました。
さて、実験が終われば、この小さな生態系をもとの世界に戻してあげないといけません。
しかし、水を戻す際は、ビンの中をそのまま池にひっくり返せばいいというワケではないようです。
というのも、ビンの中で3週間も隔離されていたため、水温や酸素濃度、水の状態もまったく変わってしまっています。
なので、ビンの中に少量ずつ池の水を足して、環境をなじませてから、ゆっくりと戻してあげます。
実際に、家庭で試してみるときは、戻すときまで注意して実験しましょう。
このような実験なら、家でも簡単にできそうですね。