他の星から来たの? どうみても宇宙産な多肉植物7選

fun 2020/05/23
Credit::instagram :seedscactus cactusjohn succulentsnetwork bigsta

多肉植物とは葉や茎や根に大量の水を貯えることのできる植物の総称です。

身近な例ではサボテンやアロエなどが上げられますが、中にはどう見ても他の星から持ってきたとしか考えられない奇妙な形状をしたものも存在します。

そんな奇妙な多肉植物の中から、選り抜きの7種類を簡単な説明と共にお届けします!

それでは1番バッターの紹介です。

1:透明な葉を持つ多肉植物

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最初に紹介するのは「Haworthia Obtusa」と呼ばれる透明な葉を持つ多肉植物です。

「Haworthia Obtusa」が生育する場所は非常に乾燥した気候にあり、乾燥から身を守るために身体のほとんどを地中に埋没させ、透明な部分だけを地上に出します。

透明な部分は太陽の光を通過できるので、本体は地面の中にいながら光合成が可能になり、乾燥からも身を守れます。

この透明な葉の部分は「Leaf window(表皮ウィンドウ)」と呼ばれており、多くの多肉植物が光合成の効率を上げるために取り入れている仕組みです。

美しい外見は、過酷な乾燥地帯で生き延びるために手に入れたものなのです。

2:バラそっくりの多肉植物

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次に紹介するのは、どう見てもバラな多肉植物、その名も「バラ多肉植物(Rose Succulent)」(学名:Aeoniumdodrantale、あるいはGreenovia dodrantalis)です。

バラの花びらのようにみえる部分は、実は葉であり、中心となる茎から直接はえています。

Credit:Weibo

分類的にはベンケイソウ科の一種であるアエオニウム属であり、カナリア諸島をはじめ、モロッコや東アフリカなどアフリカ区域に自生しています。

アエオニウム属の奇妙な点としてあげられるのが「夏休み」のある成長パターンです。

アエオニウム属はほとんどの成長を夏ではなく、冬に行います。そのため、育てるには夏の間は水分補給を軽めにし、冬には多めにする必要があります。

3:ウサミミ多肉植物

Credit:seedscactus

次に紹介するのは学名:Monilaria obconicaと呼ばれる、ウサギの耳のような多肉植物です。

このウサギの耳部分は葉であり、豊富な糖が存在していて水の貯蔵に役立っています。

ですがこの「ウサギ多肉植物」の最も興味深い点は、2種類の異なる葉を持っている点にあります。

第一の葉は、下側にある「おわん型の葉」です。おわん型の葉は本体から茎が伸びて最初に形成される葉です。

そしてある程度、茎が成長すると、内部からニョキニョキと「ウサミミ型の葉」が第二の葉としてはえてきます。

同じ植物が時期によって違う形状の形の葉をもつことは、非常に珍しいことであり、科学的にも研究の価値があると考えられます。

なお、このおわん型とウサミミ型の葉ですが、日本の夏の時期になると落葉します。

上の画像のおわん型の葉の周りにパリパリになってくっついているのが、去年に落葉した葉の一部です。

自生しているのが南アフリカなだけに、日本とは落葉する季節が逆なのかもしれません。

4:究極の盆栽な多肉植物

Credit:cactusjohn

「究極の盆栽は多肉植物にあり!」とでも言いたそうな外見をしているのは「crassula alstonii」と呼ばれる南アフリカケープ州原産の植物です。

下のモコモコした円形の構造物は水分を蓄えた葉の集まりで、上に伸びているの枝の先には花がついています。

分類的にはクラッスラ属の一種であり、園芸で増やすときには「葉の挿し木」がよく行われます。

crassula alstoniiは非常にカビにかかりやすいことが知られています。

そのため不意の水やりはしばしば致命的なカビを発生させる要因になるとのこと。

葉の挿し木をするときにも、傷の部分に殺菌剤は欠かせません。

5:グネグネ多肉植物

Credit:succulentsnetwork

次に紹介するのは「Trachyandra Tortilis(トラキアンドラ・トチリス)」と呼ばれているグネグネと曲がりくねった多肉植物です。

見えているうねった部分は球根から直接伸びた葉です。

トラキアンドラはアフリカの西ケープ周辺にしており、一日だけ白い花を咲かせることが知られています。

分類的にはアロエに近いツルボラン科の球根植物であり、冬になるとウネウネした葉を球根から伸ばします。

興味深い点としては、火の光や風に強くあてるほど、葉のうねりが大きくなることがあげられます。

そのため、同じ種でも条件によってかなりの個体差が生じます。

マニアのなかには、いかにウネウネを激しくするかに熱をいれている人もいるのだとか。

6:イルカな多肉植物

Credit:Twitter

イルカを育てることはできなくても、イルカみたいな多肉植物なら育てられます。

「Senecio ‘Hippogriff’(セネシオ「ヒッポグリフ」)」と呼ばれるこの多肉植物は、イルカのような形をした葉をつけることが知られています。

分類的にはキク科の一種ですが、 Senecio rowleyanusと Senecio articulatusの2つの植物のハイブリッドです。

Credit:instagram

2017年にあるツイッターアカウントで紹介されると、日本では大きな反響を呼びました。

セネシオ「ヒッポグリフ」は上の写真のように、ツタ状に成長します。

特徴的な葉はツタから飛び出るようにして伸び、成長するにしたがって、どんどんイルカに似ていきます。

繁殖させたい場合は、このイルカ型の葉をもぎとって「葉の挿し木」にします。

なお、なぜ葉がこのようなイルカ型になったのかですが、やはり理由は乾燥への適応でした。

乾燥した地域では、薄くて広い葉では、あっというまに乾燥して死んでしまいます。

そこでセネシオ「ヒッポグリフ」は水の損失を最小限に抑えるように葉を進化させ、葉を分厚い球上にしたのです。

7:魅惑の多肉植物

Credit:instagram

最後に紹介するのは「Cheiridopsisdenticulata(プシケイドロプシス)」。

プシケイドロプシスが成長すると、まず2本の大きな葉が伸びていきます。

ある程度伸びると、葉の間からもう1セットの葉が、最初の葉と直角になる形で開いていきます。

Credit:bigsta

さて、このプシケイドロプシスですが…花は4本の葉の中央部分の割れ目からニョキニョキと生えてきて実をつけます。

そして大きな実をつけ、雨が降って濡れると弾けます。

何に見える…? / Credit:bigsta

その特徴的な形状から。プシケイロドロプシスには多くのコアなファンがおり、誰が一番「美しい形状」に育てられるかを競っているふしがあります。

我こそはと思うかたは、参戦してみるのもいいかもしれません。

原産地はこれまで紹介してきたいくつかと同じく、南アフリカです。どうやら南アフリカは多肉植物にとって進化の揺りかごとも言うべき場所のようです。

外部要因なしで発光し続けるファンタジーな発光植物が開発される

reference: boredpanda / written by katsu
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