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脳が「嗅覚をコード化」する仕組みをマウス実験で解明! 自分が感じるレモンの香りは人類共通の認識だった (2/3)

2021.01.27 Wednesday

2020.07.08 Wednesday

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クラスターを破壊するとレモンとライムが別系統の匂いに感じる

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関連性の強い匂いに反応してコードを生成する神経細胞のクラスターが存在する/Credit:nature

さらに今回の研究では「レモンとライム」といった似通った匂いを嗅いだ時だけ活性化する神経細胞のクラスターも発見されました。

研究者は、このクラスターこそがレモンとライムを似たような柑橘系の匂いだとまとめて判断するコードを生成していると予想し、それを破壊してみました。

予想が正しければ、マウスは二度と、レモンとライムを同じ柑橘系だと認識できなくなるはずです。

破壊には破傷風菌の毒素を使用しました。

神経細胞が毒素に侵されると、神経接続が破壊され、関連付けの核であったクラスターも崩壊してしまいます。

実験を行った結果、マウスの脳は、ついさっきまで同系統の匂いだと感じていたいくつかの匂いを、別分類の匂いだとするコードを発し始めたのです。

人間に例えれば、レモンとライムをもはや同じ柑橘系だと思えなくなる…ということになります。

次ページまた一つのブラックボックスがコード化された

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