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一億年前の細菌が復活! 餌を与えると増殖も…!?(日本) (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.07.29 Wednesday

前ページ細菌は極貧栄養環境で1億年間パッケージングされていた

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地球で最も貧しい栄養環境にも生命がいたという事実

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上の動画では、今回地層が採取された海底(中央)が非常に長い間、周囲の陸地から切り離された栄養の貧しい環境にあったことを示しています。/Credit:海洋研究開発機構

今回の研究により、地球上で最も栄養が少ない場所でさえ、生命が存在していることがわかりました。

このことは地球以外の惑星でも、地球の最低環境を上回る場所がみつかれば、生命の存在が期待できることを意味します。

また海底の地層内部から発見された微生物の進化速度は、地表の生物と比べて非常に遅いと考えられており、これら海底の微生物を調べることで、古代生物の正体に迫れる可能性もあります。

研究内容は日本の海洋研究開発機構のYuki Morono氏らによってまとめられ7月28日に学術雑誌「nature communications」に掲載されました。

Aerobic microbial life persists in oxic marine sediment as old as 101.5 million years
https://www.nature.com/articles/s41467-020-17330-1

永久凍土で4万年も凍っていた虫が息を吹き返した、驚くべき研究

reference: sciencedaily / written by katsu

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