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“一匹狼”で知られるサメが友達をつくる、やむを得ない理由 (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.08.16 Sunday

前ページ持続的な「友情」を築くペアも発見

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少数で動く理由は「狩りの成功率」にあり?

また、少数で動く理由は、狩りの成功率にありました。

データによると、オグロメジロザメは行動を共にしたときに採餌の成功率が高く、単独で動くと成功率が低くなっていたのです。しかし、狩りのパーティーには上限もあり、数が多くなりすぎるとエサを巡る争いが発生していました。

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少数で動くオグロメジロザメ/Credit: ja.wikipedia

研究主任のヤニス・パパスタマティウ氏は「単独で動き、子育てもしないサメが多くを占める中、こうした複雑かつ持続的な社会を築くサメはかなり異例」と指摘します。

研究チームは今後、他の動物種におけるコミュニティーと比較することで、オグロメジロザメ独自の社会性を解明していく予定です。

捕食者”ホオジロザメ”は、ひっそりと海底の生き物を食べていた

reference: sciencealertnewscientist / written by くらのすけ

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