クマムシの特殊なタンパク質(Dsup)はDNAに「電気シールド」を提供する
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何日にもわたる演算の結果、ダメージ抑制タンパク質(Dsup)は「基本的に無秩序」であり、高い柔軟性を備えていることがわかりました。
またこの無秩序さと柔軟性の高さによって、Dsupは上の図のようにDNAの形状にフィットして結合することができたのです。
![画像](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/08/4f45acd94106c28cc8a40671275667f3-900x392.jpg)
さらにDsupの結合によってDNAの周囲には上の図のような特殊な電界線が形成されることが判明しました。
この電界線が電気的なシールドとなり、放射線やフリーラジカルからDNAを電気的に遮断していると考えられます。