「1日4杯のコーヒー」は肝がんによる死亡リスクを70%少なくすると判明

credit: コーヒーは万病に効くかもしれない/Credit:ナゾロジー
reference: medicalxpress

この研究はオーストラリア、オースティン病院のPaul Gow氏らによってまとめられ、8月14日にジャーナル「Alimentary Pharmacology and Therapeutics」に掲載されています。

Estimates of the global reduction in liver disease‐related mortality with increased coffee consumption: an analysis of the Global Burden of Disease Dataset
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/apt.16020

近年の研究により、コーヒーを飲むことで多くの健康効果を得られることが示されています。

コーヒーを飲むことで脳卒中・心臓病による死亡リスクを低減させるだけでなく、肥満の解消、糖尿病の予防、胆石のリスク低下など多くの健康効果が得られると知られています。

そして今回、オーストラリアの研究者たちによって、コーヒーと肝臓病の関係が調べられました。

結果はコーヒーの健康効果をさらに増やすものになったとのこと。

かつてデカフェの名のもとにコーヒーを飲まないほうが健康にいいと言われていた時代は過ぎ去ろうとしているのかもしれません。

1日4杯のコーヒーが肝がんでの死亡リスクを下げる

4杯のコーヒーが肝がんの死亡リスクを大幅に下げる/Credit:depositphotos

コーヒー肝がんに効くかもしれないという報告は、日本の研究をはじめいくつかなされていました。

そこでオースティン病院に勤めるPaul Gow氏らをはじめとした研究者たちは、コーヒーの摂取と肝がんにかかわる16万人のコホートデータ(白人25%、アフリカ系アメリカ人16%、アジア人30%、先住民7%、ヒスパニック系22%)を分析しました。

その結果、1日に2〜3杯のコーヒーを飲むと、人が病気を発症するリスクを38%、病気で亡くなるリスクを46%減らすことができると判明

さらに1日あたりの消費量を4杯以上にすると、リスクが41%減少し、死亡する可能性が71%少なくなることがわかりました。

しかし、いったいどのようにして、コーヒーは肝がんによる死者を減らしていたのでしょうか?

次ページコーヒーは脂肪肝から肝硬変への変化を妨害する

1

2

3

>

あわせて読みたい

SHARE

TAG