
ミツバチ毒が「特効薬のない乳がん細胞」を100%死滅できると判明!新薬開発のカギとなるか
2021.08.27 Friday
2020.09.02 Wednesday
ミツバチから得られる毒で乳がん細胞をピンポイントに死滅できることが、ハリー・パーキンス医学研究所(オーストラリア)の研究により明らかになりました。
9月1日付けで『Nature』に掲載された論文によると、ミツバチ毒は特に、乳がん患者の10〜15%を占める「トリプルネガティブ乳がん」に効果を示したとのことです。
現時点でトリプルネガティブ乳がんに特化した治療薬はなく、ミツバチ毒が新薬開発の鍵となるかもしれません。
また、ミツバチ毒の主成分を既存の化学治療薬と組み合わせることで、乳がん細胞の成長や増殖を抑制できることも判明しています。
カテゴリー覧
人気記事ランキング
- TODAY
- WEEK
- MONTH