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猫の「そっけない」視線が自閉症の子供にとっては大親友の条件だった

2020.09.13 Sunday
Frontiers in Psychology https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2020.02047/full

自閉症の子供は、犬より猫と強い絆を結びます。

この興味深い事実は、多くの研究で報告されてきたものの、これまでその原因は不明でした。

しかし9月4日に学術雑誌「Frontiers in Psychology」に掲載された論文では、彼らの強い絆には、犬と猫の視線の質に原因があるとのこと。

犬の「熱心」な視線よりも、猫の「そっけない」視線のほうが自閉症の子供には好ましかったようなのです。

しかし、どうして視線の質の違いが決定的な差になったのでしょうか?

自閉症の子供は猫に特殊な視線を送る

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自閉症の子供はアイコンタクトは苦手だが猫に沢山の視線を送っていた/Credit:depositphotos

これまでの研究により、自閉症の子供はより猫と絆を結ぶことが報告されています。

しかしその科学的な原因は永らく不明でした。

そこでフランス、ノルマンディー大学の研究者たちは、ペットを飼っている6~12歳の子供の家で撮影を行い、自閉症の子供と普通の子供のペットとの関わり合いを分析しました。

結果、自閉症の子供は、犬よりも猫のほうに遥かに多い視覚的注意を向けていたことが判明します。

自閉症の子供はアイコンタクトが苦手とされてきましたが、同じようにアイコンタクトを苦手とする猫に対しては、短い視線を数多く送っていたのです。

このことは、自閉症の子供は長い視線でつながりを作ることを望んでいないものの、短い視線を通した特殊なつながりを猫との間に作っていたことを意味します。

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