4つ足で動くマイクロロボット
4つ足で動くマイクロロボット / Credit: youtube
robot

「4つ足で歩く」毛髪よりも小さいマイクロボットが誕生、足の作りは”日本の折り紙”がヒントに

2021.01.27 Wednesday

2020.09.30 Wednesday

bbc https://www.bbc.com/news/av/technology-54327412, futurism https://futurism.com/the-byte/robot-tiny-fit-ten-period

アメリカ・コーネル大学の研究チームが、新たに「4つ足で移動するマイクロボット」を開発しました。

サイズは幅40ミクロン、長さ70ミクロンと人の毛髪の直径よりも小さく、もはや肉眼では見えません。

将来的には、体内に注入して腫瘍を切断するなど、医療面での実用化が期待されています。

4つ足は”日本の折り紙”から誕生

マイクロボットの胴体部には、光の照射で起電する電気回路が搭載されており、レーザーを当てることで起動します。

まだ必要最低限の機能しかありませんが、半導体チップと互換性のある製造方法となっているので、高い計算処理能力を持たせることが可能です。

また大量生産のコストも安く、4インチのシリコンウェーハ1枚につき100万台のマイクロボットを製造できます。

大量生産が可能
大量生産が可能 / Credit: ampmedia

研究チームは、この胴体部に日本の折り紙技術からヒントを得た4本の足を取り付けました。

それぞれの足はプラチナとチタンの2層構造で折りたたまれており、それらが膨らむことで立体に広がり移動性を獲得します。

具体的には、正電荷を与えると周囲から負電荷が集まり、バランスを取ろうとしてプラチナが膨張するという仕組みです。

また、レーザーの照射位置をコントロールすれば、任意の足を自由自在に動かせます。

日本の折り紙の技術を使用
日本の折り紙の技術を使用 / Credit: youtube
マイクロロボットに取り付けられた足
マイクロロボットに取り付けられた足 / Credit: youtube

次ページ腫瘍をトラッキングして切断できる?

<

1

2

>

ロボットのニュースrobot news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!