日本の代表的なミミズは園芸用品に混じってアメリカに入り込んだ
日本の代表的なミミズは園芸用品に混じってアメリカに入り込んだ / Credit:マディソン樹木園
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進撃のミミズ!日本産「クレイジーワーム」がアメリカの土壌を”破壊している”と判明

2021.01.27 Wednesday

2020.10.04 Sunday

sciencenews https://www.sciencenews.org/article/invasive-jumping-worms-damage-soil-threaten-forests / sciencedirect https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0038071720302510

日本のミミズがアメリカを侵略しているようです。

『Soil Biology and Biochemistry』の10月号(vol.149)に掲載された論文によると、アメリカに渡った日本のミミズが大繁殖を起こし、森林の土の微生物バランスを日本化させているとのこと。

日本において肥沃な土地の代名詞でもあるミミズは、アメリカで「クレイジーワーム」として知られています。いったいアメリカはどんな迷惑を受けているのでしょうか?

日本のミミズは落ち葉の絨毯を壊滅させる

黒い落ち葉の層が分解され、2カ月後には全て茶色い土になってしまった
黒い落ち葉の層が分解され、2カ月後には全て茶色い土になってしまった / Credit:ニック・ヘンシュエ,sciencenews

ミミズが豊かな土地を作ると言われているのは、彼らの食べ物が原因です。

ミミズは落葉樹や枯草が落とす葉を体内で消化してとして土に排出することで、窒素やリンといった豊かな栄養素を土に供給します。

そのため、日本の豊かな森林土壌の維持にとって、ミミズは大切な存在になっています。

しかし、アメリカの落葉樹林では落ち葉の絨毯は、水の過剰な蒸発を防いだり病原菌を遮断するといった、皮膚のような働きをしていました。

また落ち葉の絨毯は、落葉樹自身の種が発芽するにあたって、湿度の維持をはじめ非常に重要です。

にもかかわらず、日本のミミズは葉を食べる速度が非常に早く、アメリカの落ち葉の絨毯を、あっという間に食べつくしてしまうのです。

落ち葉の皮膚の喪失は、土壌の乾燥や病原菌の蔓延を引き起こすだけでなく、落葉樹の種の発芽を妨げ、森林の世代交代も阻害することになります。

しかし、より深刻な問題が見えない部分にもありました。

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