インドネシアで発見された「一ツ目のアルビノザメ」
インドネシアで発見された「一ツ目のアルビノザメ」 / Credit: Australscope
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世にも奇妙な「一つ目のアルビノサメ」が発見される! 海水温の上昇が奇形症の原因か(インドネシア)

2021.03.05 Friday

2020.10.24 Saturday

今月10日、インドネシア・マルク州の沖合で、きわめて珍しい「一つ目のアルビノサメ」が発見されました。

網にかかった成体のメスザメを解体していた際に、お腹から出て来たそうで、すでに死んだ状態だったとのことです。

こうした奇形症について、専門家は「海水の温度上昇が関係している」と指摘しています。

zmescience https://www.zmescience.com/science/rare-baby-albino-shark-042432/

母ザメのお腹から発見

一つ目のアルビノサメは、地元漁師が沖合で漁をしていたときに発見されました。

発見者の一人であるアンディさんは「網にかかったメスザメのお腹をさばいてみると、中から3匹の赤ちゃんが出て来ました。2匹は正常な姿形でしたが、1匹だけ皮膚がミルクで、目が一つしかなかったのです」と話します。

発見時には亡くなっていた
発見時には亡くなっていた / Credit: Australscope

この発見は地元の海事局に報告され、サメの遺骸も当局に引き渡されました。

種類はまだ特定されていませんが、サメの繁殖は卵生と胎生に分かれることから、胎生に属する種と見られます。

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