700年前の教会に見つかった「魔女の印」
700年前の教会に見つかった「魔女の印」 / Credit: HS2 LTD
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鉄道敷設の予定地で「魔女の印」が刻まれた700年前の教会跡を発見(イギリス)

2021.01.27 Wednesday

2020.10.29 Thursday

sciencealert https://www.sciencealert.com/medieval-uk-church-found-with-witch-marks-was-just-destroyed-for-a-high-speed-rail, smithsonianmag https://www.smithsonianmag.com/smart-news/witch-markings-thought-ward-evil-spirits-are-discovered-england-180976112/, hs2 https://mediacentre.hs2.org.uk/news/medieval-graffiti-associated-with-repelling-evil-spirits-unearthed-by-hs2-in-stoke-mandeville

イングランド南東部・バーミンガムシャーで、鉄道路線敷設のための土地調査中に、約700年前の教会跡が発見されました。

さらに、その中から見つかった石柱に「魔女の印(英: Witches’ Mark)」が見つかったとのことです。

これは中世のイングランドによく見られた印であり、建物を悪霊から保護する役割があります。

1000年近く前に建てられた教会

イギリス政府は現在、ロンドンからバーミンガム、そしてイギリス北西部の地域をつなぐ高速鉄道路線の敷設計画「HS2(High Speed 2)」を進めています。

そのための土地調査で訪れたバーミンガムシャーの村ストーク・マンデヴィルにて、魔女の印が刻まれた教会跡が見つかりました。

「HS2」で計画されている路線
「HS2」で計画されている路線 / Credit: ja.wikipedia
右下に「魔女の印」が見える
右下に「魔女の印」が見える / Credit: HS2 LTD

HS2の主任考古学者であるマイケル・コート氏は「この教会はかつての村の領主が私的な礼拝堂として1070年頃に建てたもの」と説明します。

その後、教会は1340年代に地元礼拝者のために拡張されましたが、1860年代に新しい教会が村に建てられたことで取り壊されました。

それでも発掘された教会跡は、多くの部分が良好な状態を保っており、壁は1.5メートルの高さまで、床はほぼ無傷な状態で発見されています。

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