カモノハシに蛍光特性を発見!共通点は「夜行性」
蛍光特性のある生物は、上記以外で魚類やカエル、カメの一部に確認されています。しかし、哺乳類での発見はごく最近のことで、北米のオポッサムとアメリカモモンガのみです。
研究チームは、他の哺乳類にも同じ特性があるかを調べるため、調査を開始しました。
その中で、タスマニア島で採取されたカモノハシの標本にUV光を当てた結果、茶色の毛皮がUV波長を吸収し、青緑あるいはシアン色に発光することが分かりました。

オポッサムとモモンガ、そしてカモノハシの共通点は、すべて夜行性の哺乳類ということです。
そのため、研究チームは「他にも蛍光特性を持つ夜行性動物が存在する可能性が高い」と指摘します。