400年以上前に見つかったミイラ
400年以上前に見つかったミイラ / Credit: PLOS One
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400年前に発見されていたミイラの中身がやっと解明される!

2021.01.27 Wednesday

2020.11.12 Thursday

livescience https://www.livescience.com/painted-ancient-egyptian-mummies-ct-scan.html

400年以上前に発見されていたミイラの中身がついに解明されました。

この2体のミイラは、古代エジプトのネクロポリス(共同墓地)である「サッカラ」で発掘され、棺ではなく、肖像画と精巧な装飾がほどこされた布で包まれています。

同様のミイラはこの他に、エジプトに展示されているものを含め、3体しか現存していません。

今回は、この3体を対象にCTスキャン(コンピューター断層撮影)で遺体を調査しました。

研究はライス・エンゲルホルン博物館(独)により、11月4日付けで『PLOS One』に掲載されています。

>参照元はこちら(英文)

1615年にイタリア人作曲家が持ち帰った

サッカラで見つかった2体のミイラは1615年、イタリア人作曲家のピエトロ・デラ・ヴァレ(1586〜1652)によりローマに持ち帰られました。

ヴァレは、世界各地の聖地を巡礼する旅の最後にエジプトを訪問し、そこで2体のミイラに出会ったといいます。

それらは、石棺に納められた一般的なミイラと違い、木の板の上に安置され、装飾をほどこした織物で包まれていました。

そのため、「ヨーロッパに紹介された最初の肖ミイラ」となっています。

装飾の一部が立体的になっている
装飾の一部が立体的になっている / Credit: PLOS One

2体のミイラはその後、複数人の所有者の手に渡り、最終的にドイツのドレスデン州立美術館に収蔵されました。80年代に一度、X線写真が撮影されましたが、詳しいことはわかっていません。

ただ肖像画が示すように、片方は男性、もう片方は女性の遺体が保存されていました。

2枚目の画像
Credit: PLOS One

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