地球の土はどうやって出来たのか?
地球の土はどうやって出来たのか? / Credit: canva
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意外と知らない「土は何から、どうやってできるのか?」 (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.12.16 Wednesday

前ページ土の誕生から「生命のゆりかご」になるまで

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土が「洪水」を止める仕組み、相棒はミミズ?

言うまでもなく、土の完成には気の遠くなるような時間が必要です。

地球上の土の多くは、数千〜数万年、ときには数億年以上もかけて作られています。

しかし、苦労して作られた土の中は、生命の宝庫です。

わずか1グラムの土に、真が1000個、細菌や古細菌が1億個、ウイルスにいたっては1000万個もいます。

そんな土の世界で重要な役割を担うのが「ミミズ」「森林」です。

ミミズと樹木の根っこには、土の粒を固めて、団子状にする働きがあります。こうしてできるのが「団粒構造」です。

団粒によってすき間ができる
団粒によってすき間ができる / Credit: 東陽株式会社,「はたけの倉庫」より

団粒構造が豊かな土は、すき間に水を貯められるので、大雨が降っても水は地面にしみ込み、土の中に保持されます。

ところが、森林を伐採しすぎたり、そのせいでミミズがいなくなると、太陽の強い日差しで土が固まり、団粒構造が崩壊。

大雨が降ると地面に水がしみ込まず、地表を流れ、一気に川に流れ込んでいきます。

そのため、ミミズや森林がなくなると、洪水が発生しやすくなるのです。

コンクリートやアスファルトはその最たる例でしょう。

豊かな土は洪水を止める
豊かな土は洪水を止める / Credit: jp.depositphotos

今や世界の土は、土地開発や環境破壊により、猛スピードで失われつつあります。

土は私たちの食べ物の95%以上を作り、地球の大気に欠かせない森林を育んでいます。

今こそ、土の大切さを考え直すべき時なのかもしれません。

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