ソーラーパネルはシリコンで作られている
![ソーラーパネルは「ソーラーセル」の集まり](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/12/FireShot-Capture-1464-How-do-solar-panels-work_-Richard-Komp-YouTube-www.youtube.com_.jpg)
そもそもソーラーパネルとは、小さな「ソーラーセル」が集合したものです。
そして代表的なソーラーセルは半導体でできており、シリコン結晶が電気を通す導体に挟まれたサンドイッチのような構造になっています。
![ソーラーセルの断面図。内部にシリコンが挟まれている](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/12/FireShot-Capture-1467-How-do-solar-panels-work_-Richard-Komp-YouTube-www.youtube.com_.png)
それでは、ソーラーセル内部のシリコン結晶をもっと詳しく見てみましょう。
![ソーラーセル内部ではシリコン原子が結合しており、電子もその場に拘束されている](https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/12/FireShot-Capture-1470-How-do-solar-panels-work_-Richard-Komp-YouTube-www.youtube.com_-900x514.jpg)
上図にあるように、各シリコン原子は隣接する4つのシリコン原子と強く結合しています。そのため、各電子もその場に拘束されているのです。
電流とは電子の流れです。ですからシリコン内の電子が移動しなければ、電流も生じないことになります。
では、どのようにシリコン内の電子を移動させるのでしょうか?
ポイントは2種類のシリコン層と光にあります。この点を次のページで解説します!