デンキナマズの外部電流に対する耐性は未知だった
![デンキナマズは体内のニューロンから生成した電気を放って獲物を麻痺させる](https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/03/3c7dca103bd60c83dc63b95eca9b93db-900x506.jpg)
デンキナマズは300ボルトもの電流を放出し、獲物を気絶させて狩りを行います。
しかし古くからデンキナマズは自らの電流ではダメージを一切受けないことが知られています。
これは、デンキナマズの神経が内部から発せられる電流に対して、絶縁効果のあるバリアを持っていることを示します。
![ピ〇チューもデンキナマズも自分の電撃には耐性を持つ](https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/03/97c1b7136143e772ed9245b33d33e810-900x506.jpg)
そこで今回ドイツのバイロイト大学の研究者は
「デンキウナギは外部からの電流に対して耐性を持つのだろうか?」
と考え、改めてデンキナマズに対する感電実験を行うことにしました。
研究者たちはデンキナマズと比較のための金魚が入った水槽に電極を刺し込みました。
そして観測のため、水槽の前に高速度カメラが設置しました。
装置が完成すれば、あとはスイッチを入れるだけです。