孤独感を胃腸薬で治す時代が来るかもしれない
![寂しさに効く腸内細菌が特定できれば寂しさを鎮める胃腸薬ができるかもしれない](https://nazology.net/wp-content/uploads/2021/04/69528b22eabf84d1c90c184f37fe81b8-900x506.jpg)
今回の研究により、孤独感や賢さといった複雑な精神活動が、腸内細菌叢の多様性と関連していることがわかりました。
もし今、多くの友達に囲まれ、恋人と楽しい時間を過ごしているにもかかわらず「孤独感」を感じているのならば、それは腸内細菌叢の多様性が失われているからかもしれません。
またいくら勉強しても結果がいまいちな場合も、腸内細菌叢が関連しているからかもしれません。
研究者たちは今後、特定の精神活動に関連する腸内細菌叢のパターンを解明し、より確実な脳と腸内細菌叢の関係を探っていくとのこと。
もし成果があれば、未来の世界では、賢くなる菌サプリや孤独を癒す胃腸薬が売られているかもしれませんね。