全てのサラブレッドのスピード遺伝子は1頭の英国ウマ娘に由来する
全てのサラブレッドのスピード遺伝子は1頭の英国ウマ娘に由来する / Credit:Canva
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全ての「サラブレッドのスピード遺伝子」は1頭の英国ウマに由来している (2/3)

2021.05.06 Thursday

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遺伝子型ごとの最適距離

遺伝子型により最適距離が異なる。最適距離から大きく離れた走行距離では成績は著しく低下する
遺伝子型により最適距離が異なる。最適距離から大きく離れた走行距離では成績は著しく低下する / Credit:Canva

メス馬から引き継がれたスピード遺伝子が実際の勝敗にどのような影響を与えるのか?

調査を行った結果、かなり明確な数値が明らかになりました。

 

スピード遺伝子をダブルで持つ「C:C」型のは短距離型で、最適距離は1000~1600m

スピード遺伝子と持久力遺伝子を1つずつ持つ「C:T」型は中距離型で、最適距離は1400~2400m

持久力遺伝子しか持たない「T:T」型は長距離型で、最適距離は2000m以上

 

となります。

さらにスピード遺伝子(C)は最適距離でなく、馬の成長速度にもかかわっていることがわかりました。

スピード遺伝子をダブルで持つ「C:C」型は短距離型であるだけでなく、筋肉の成長が速いために、若い2歳に限ったレースなどでは、非常に有利になっていたのです。

次ページ遺伝子を知る者がレースの勝者になる

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