オーブンに入れたアルミホイルはなぜ熱くないのか
オーブンに入れたアルミホイルはなぜ熱くないのか / Credit:Depositphotos
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どうしてオーブンにいれたアルミホイルは熱くないのか

2021.08.13 Friday

Why Does Aluminum Foil Not Feel Hot After It’s Taken Out Of An Oven? https://www.scienceabc.com/eyeopeners/why-does-aluminum-foil-not-feel-hot-after-its-taken-out-of-an-oven.html

冷凍ピザをオーブンで十分に加熱します。

取り出したピザはチーズがグツグツと煮え立つほど熱くなっているでしょう。

しかし、ピザの下に敷いたアルミホイルは触っても熱くありません。なぜでしょうか?

インド・パンジャブ大学(Punjabi University)に所属する理学士アシシ・ティワリ氏が、オーブンで加熱したアルミホイルが熱くならない理由を解説しています。

(※ここで触れている「オーブン」は熱放射で食材を温めます。アルミホイルを電子レンジで温めるのはやめましょう。火事の原因になりえます)

アルミホイルの熱伝導率

アルミホイルが熱くない2つの理由
アルミホイルが熱くない2つの理由 / Credit:Depositphotos

オーブンに入れたアルミホイルが熱くならない理由には2つの要素が関係しています。

1つ目は、熱伝導率です。

熱伝導率とは、熱を伝える速さを表す物質の性質のことです。

熱伝導率が高いと熱は素早く伝わり「熱しやすく冷めやすい」状態になります。

この熱移動が起こりやすい性質を利用するなら、効果的に放熱できます。

逆に熱伝導率が低いと熱が伝わるのに時間がかかり「熱しにくく冷めにくい」状態になります。

この場合、熱移動が起こりにくいため、断熱材として利用できるでしょう。

では、アルミホイル(アルミ箔)の熱伝導率はどうなっているでしょうか?

アルミホイルはアルミニウムでできているため、高い熱伝導率を持っています。

つまりアルミホイルが熱くならない理由の1つは、アルミニウムの冷めやすい性質から来ていると分かります。

では、2つ目の理由はなんでしょう?

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