space

北斗七星近くの星が別の銀河からやってきたことが判明 (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2019.05.13 Monday

前ページ化学的性質が異なるのは出身地が違うから

<

1

2

>

生粋の「天の川銀河出身」はどれだけいるのか…?

過去の研究では、天の川銀河が周囲の小さな銀河と次々に衝突し、それらを吸収しながら形作られてきたことが明らかになっている。

天の川銀河の中央の膨らみは、およそ100億年前に起きたソーセージ型の矮小銀河との衝突でできたと考えられている。大量の星が流入したことで、天の川銀河の中心が膨らんだのだ。

Credit: kobaken++ on Visual hunt / CC BY-NC-ND

この先、天の川銀河にはさらに大きな衝突が起きる可能性もある。現在、天の川銀河は別の渦巻銀河である大マゼラン雲に衝突するコースを突き進んでいる。衝突まで少なくとも20億年を要するので、当面は心配無用だが…。

研究チームは、どれほどの数の星が、そして具体的にどの星が、生粋の「天の川銀河出身」かを調べることは至難の業だと語っている。

夜空にきらめく天の川の星々はもしかしたら、さまざまな別の銀河からやってきた「よそ者」の集まりなのかもしれない。

【5.15、5.16 修正】
記事タイトル及び内容に一部誤りがありましたので、修正して再送いたします。

他の銀河はどこに隠れているの?

reference: futurism, livescience / written by まりえってぃ

<

1

2

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

宇宙のニュースspace news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!