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南極に緑色の雪が…?グリーンスノウ現象の原因とは

2020.05.21 Thursday
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調査中のマット・デイヴィー氏/Credit: Sarah Vincent

の次は緑…?

現在、南極大陸の各地で、雪が緑色に変化するグリーンスノウ現象が見られ始めています。

これは抹茶シロップを盛大にこぼした…わけではなく、温暖化によって雪の中に潜む藻が繁殖していることが原因です。

それぞれの藻のサイズは微小ですが、集団で繁茂することで広大な範囲が緑化し、宇宙からも観測できるほどだといいます。

今回、ケンブリッジ大学と英国南極観測局は、人工衛星と南極観測所の画像データを用いるで、緑化がどれほどの範囲まで拡大しているかを明らかにしました。

温暖化と動物のフンで増殖

雪の中に潜む藻は「氷雪藻(ひょうせつそう)」と呼ばれ、光合成を通して大気中の二酸化炭素を吸収し、繁殖します。中には、赤や黄色に変色する氷雪藻もいます。

今回の緑化は、主に、南極大陸の西部にある「南極半島」の海岸沿いに見られました。南極半島は、ここ50年で最も急速に温暖化が進んだ南極大陸の場所として知られます。

調査によると、緑色の氷雪藻は、南半球の夏期間である11月〜2月にかけて、平均気温が摂氏0度を越えると一気に繁殖していました。

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また、氷雪藻の繁殖は、温暖化だけでなく、同地に生息する鳥類や哺乳類の影響もあります。動物のフンが栄養価の高い天然肥料となって、成長を促進するのです。

今回確認された緑化の60%以上が、ペンギンのコロニーから5キロ以内にありました。他にカモメの営巣地やアザラシの上陸場所の付近でも、同様の緑化が見られています。

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