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星のソムリエ®が選ぶ、今月の星の見どころベスト3【2020年8月】

2021.01.27 Wednesday

2020.07.31 Friday

今年の梅雨は長く、中休みもないというタイミングが悪い中、「ネオワイズ彗星(C/2020 F3 (NEOWISE))」の接近はセンセーショナルな天文ニュースでした。

そこで、先月の「今月の星の見どころ」の『特別版』の記事で、「ネオワイズ彗星の見られる日と位置」や、「彗星とはどんな天体か」というお話をさせていただいています。

また、その特別版の記事での予告通り、ネオワイズ彗星を写真に収めることに成功したため、本記事の後半でレポートとともに掲載いたしました。

8月はようやく雨の季節が終わり、天体観測のシーズンが戻ってきそうですね。それでは、「星のソムリエ®が選ぶ、今月の星の見どころベスト3【2020年8月】」をご紹介します。

Best3.12日(水)ペルセウス座流星群が極大に

流星群の中でもっともポピュラーで、毎年注目されるのがペルセウス座流星群です。国立天文台の情報によると、今年ペルセウス座流星群が極大を迎えるのは8月12日(水)の22時頃と予想されています。

そして、気になる当日の月は下弦で、半月より少し細いくらいです。

極大を迎える22時頃は、流星の出現ポイントとなる放射点の高度はまだ低いのですが、月はまだ出ていません。そこで、早めの時間から観測するのも1つの手です。

1枚目の画像
Credit: 国立天文台

ただ、流星の出現数が多くなるのは、夜半過ぎ(13日の0時頃)から明け方までです。

この時間は月明りがあるものの、もっと満月に近い年もあるので、まずまずの条件と言えます。また、ペルセウス座流星群は明るい流星が多いので、月明りがあってもほかの流星群より見えやすいのもポイントです。

放射点の探し方ですが、都会の場合、ペルセウス座はα星の「ミルファク」と、以前「変光星」の記事で取り上げた「アルゴル」くらいしか見えず、探しにくいので、「カシオペヤ座付近」というざっくりした捉え方で大丈夫です。

それに、流星は放射点だけに現われるわけではないので、月を見るのは避けて空の広い範囲を見渡すようにしましょう。

なお、空の暗い場所で観察した場合、流星は最大1時間あたり30個ほど見られるのではとのこと。

筆者は子どもの頃にレジャーシートに寝転がって一晩中観測したことがありますが、100個近く見た記憶があります。ベランダや庭にレジャーシートを敷いたりリクライニングチェアを置いたりして、ゆったり観察するのがオススメです。

3位にした理由

Good!:11日(火)の夜から13日(木)の夜までと、3日間観測が狙えて、期間が長いので。また、知名度が高いので話題にしやすい。

Bad!:ぱっと見たい短気な方には不向きなのと、平日なので徹夜は厳しい。ただ、お盆期間なのでお休みの方はお子さんと一緒に自由研究のネタにしてもいいのでは。

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