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イカのタンパク質から傷を1秒で”自己修復する新素材”が開発される。 (2/3)

2020.07.28 Tuesday

新素材は優れた強度をもっている

1枚目の画像
反復運動による耐久実験/Credit:Nature Materials

次に研究者は得られた改良タンパク質の性能の強度を測定に取り掛かりました。

ロボットの人工筋肉材料として使う場合には、柔らかさだけでなく強靭さも必要になるからです。

そこで研究者はイカの環歯を元にした新素材を上の図のような反復運動を繰り返す装置につなげ、耐久力をテストしました。

これまで開発されたどの材料も、反復運動を繰り返すうちに小さな亀裂を生じさせ、最終的には重さに耐えきれずにちぎれてしまいます。

しかしイカの環歯由来の新素材は違いました。

新素材も継続的な動きにより構造に亀裂が入ることまでは同じですが、途中で水分と熱を与えることにより即座に自動修復が成され、元の強度を完全に取り戻したのです。

また瞬間的な引っ張りに対する耐性も高く、最大で自重の3000倍の重さを引き上げることができました。

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