磁場の可視化。
磁場の可視化。 / Credit:depositphotos
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”ブラックホール級の磁場”を地球上に生成できる可能性あり!「現在の技術で実現できる」との研究結果

2020.10.08 Thursday
livescience https://www.livescience.com/megatesla-magnetic-fields-earth.html,大阪大学 https://resou.osaka-u.ac.jp/en/research/2020/20201008_1

強力な磁場は、地球上でどの程度まで作り出すことが可能なのでしょうか?

これまで実験で作り出された磁場は、最高で約1200テスラ(1キロテスラ強)程度です。

しかし、科学誌『ScientificReports』に10月6日付けで掲載された研究では、メガテスラ(100万テスラ)級の磁場生成を可能にする方法が報告されています

現在はコンピュータシミュレーション上で確認されている方法ですが、これは技術的に実現可能なものだといいます。

メガテスラレベルの磁場は、中性子星やブラックホール周辺の磁場に匹敵する強力なものです。実現すれば、人類史上最大の磁場が地球上に発生することになるでしょう。

一般的な磁場の強さってどのくらい?

磁石。
磁石。 / Credit:depositphotos

磁場は普段私たちの身近に発生しているものです。

しかし、その力は非常にわずかなもので、例えばコンパスの針を北へ向ける地磁気は0.3~0.5ガウスほど、100均などで売られている強力磁石だと1400ガウス~2500ガウス程度で、医療現場で使われている核磁気共鳴画像(MRI)の使用する磁場は約1テスラ(1万ガウス)が一般的です。

ちなみに磁場の単位にガウスとテスラがでてきますが、正確にはどちらも磁束密度を表す単位で、単位面積当たりの磁束(磁界の強さ)を表します。

時代とともに使われる単位が変わってきたのですが、10000ガウスが1テスラに相当します。

今まで実験室で生成された最大の磁場は、レーザーを使用した方法で約1200テスラ(1キロテスラ強)です。

1200テスラを発生させた実験の様子が動画で公開されていますが、キロテスラレベルでも、かなり強力な磁場であることがわかります。


しかし、新たな研究ではそれを3桁も上回るメガテスラ(100万テスラ)レベルの磁場生成が実現できるというのです。

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