マイクロロボット(矢印)
マイクロロボット(矢印) / Credit: Purdue University image/Georges Adam
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マイクロロボットを”マウスの腸内でコントロールする”ことに成功!まるで映画のような治療法がすぐそこに

2021.01.27 Wednesday

2020.10.22 Thursday

sciencealert https://www.sciencealert.com/this-tumbling-microrobot-is-the-first-inside-a-live-animal-colon, purdue https://www.purdue.edu/newsroom/releases/2020/Q4/all-terrain-microrobot-flips-through-a-live-colon.html

1966年公開のSF映画『ミクロの決死圏』で、ミクロ化した人間が患者の体内に入って手術をするという物語が繰り広げられました。

しかし、この空想話はマイクロロボットの誕生で現実になりつつあります。

アメリカ・パデュー大学は、患部にピンポイントで薬を届ける極小のマイクロロボットを開発し、マウスを用いた生体実験を行いました。

その結果、マウスの腸内でロボットをコントロールし、目的の場所まで薬を運ぶことに成功しています。

研究は、9月17日付けで『Micromachines』に発表されました。

体外から磁力でコントロール

研究チームが開発したマイクロロボットは、髪の毛の太さ数本分のサイズしかなく、バッテリーも搭載されていません。

このロボットはバッテリーを載せるには小さすぎるため、体外から磁力を使ってワイヤレスで動きをコントロールします。

また、体内の通路は液体や物質が一定方向に流れており、ロボットはその流れに逆らって進まなければなりません。ロボットはバックフリップ(後転)をしながら移動するとのこと。

同チームのデイビッド・カッペレリ氏は「ロボットが後転しながら進む様子は、デコボコの道を走る車のタイヤに似ている」と説明します。

バックフリップするロボット
バックフリップするロボット / Credit: youtube

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