犬はトイレをするとき北向きになる?
犬はトイレをするとき北向きになる? / Credit: jp.depositphotos
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犬は「地球の磁気」を感知する。うんちのときに北を向くって知ってた? (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.12.08 Tuesday

scienceabc https://www.scienceabc.com/nature/animals/why-do-dogs-poop-facing-north.html

犬の磁場センサーは「帰巣能力」のため

は、トイレや寝る前にからだをぐるぐる回転させて、何かを確かめています。

これは体内に内蔵されたGPSのような機能を使って、磁場を検出しているのです。

スマホのコンパスアプリを使うとき、最初は方角が安定しなくても、ぐるぐる回転させれば安定するのと同じようなものでしょう。

磁場を読んで帰り道を探す
磁場を読んで帰り道を探す / Credit: pixabay

犬が磁場を読む理由は「帰巣能力」のためです。

チェコ大学のある実験によると、犬は帰巣するとき、来た道と別の道を探して帰る「スカウティング」をよく使うことがわかっています。

これと反対に、来た道を覚えて引き返す方法が「トラッキング」です。私たち人間はこちらのタイプでしょう。

犬はスカウティングで帰り道を探す前に、まず南北方向に20メートルほど走ります(専門用語でコンパスランという)。

これは磁場をもとに帰巣する生物によく見られる行動です。

ここから犬は、コンパスランによって一度混乱した磁場センサーを修正しなおし、帰りのルートを検出していると考えられます。

南北ラインは生理的に安心?
南北ラインは生理的に安心? / Credit: jp.depositphotos

しかし、排泄をする際に南北を向く理由はまだ解明されていません。

南北のラインが生理的に快適なのかもしれませんし、なわばりを主張するマーキングに役立つのかもしれません。

犬の他にも、渡り鳥やミツバチ、ウシ、シカ、クジラ、ウミガメなど、磁場センサーを持つ生物がたくさんいます。

グーグルマップを使わなくても、常に正しい目的にたどり着けるなんてスゴいですね。

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