1日に470g以上の野菜と果物を食べる人はストレスが10%少なくなる
1日に470g以上の野菜と果物を食べる人はストレスが10%少なくなる / Credit:canva
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野菜と果物をたくさん食べる人はストレスが少ないと明らかに

2021.05.17 Monday

Eating more fruit and vegetables linked to less stress – study(ECU) https://www.ecu.edu.au/news/latest-news/2021/05/eating-more-fruit-and-vegetables-linked-to-less-stress-study
Fruit and vegetable intake is inversely associated with perceived stress across the adult lifespan https://www.clinicalnutritionjournal.com/article/S0261-5614(21)00192-8/fulltext

日々の生活でストレスを感じている人は、食事に問題があるかもしれません。

オーストラリアのエディス・コーワン大学(ECU)が発表した新しい研究によると、8000人以上を対象とした調査の結果、果物と野菜を多く含む食事をしている人は、ストレスが少ないことがわかったと報告しています。

主任研究者であるECU栄養学研究所のシモーネ・ラダベリ・バガティーニ(Simone Radavelli Bagatini)博士は、この研究によって食生活と精神的な健康との相関性が強まったと述べています。

研究の詳細は、科学雑誌『Clinical Nutrition』に4月9日付けで掲載されています。

栄養とストレスの大規模調査

今回の研究では、野菜や果物の摂取量とストレスレベルの関連性が調査されました。調査に使用されたデータは、オーストラリアのメルボルンに拠点を置く「ベイカーIDI心臓・糖尿病研究所(Baker IDI Heart and Diabetes Institute)」より提供されました。

ベイカー研究所は「AusDiab Study(オーストラリア糖尿病・肥満・ライフスタイル研究)」というものを実施しています。

この研究の参加者である25歳から91歳のオーストラリア人8600人以上が、今回の研究調査の対象です。

この調査の結果判明したのは、1日に470g以上の野菜と果物を食べている人は、230g以下の人に比べて、ストレスレベルが10%低いということでした。

ちなみに、世界保健機関(WHO)は、1日に少なくとも400gの果物と野菜を食べることを推奨しています。

重さ(グラム)で言われてもあまりピンと来ないかもしれましれませんが、一回の食事で出される平均的なサラダの量は約80gといわれています。

サラダ1人前の量はだいたい80g
サラダ1人前の量はだいたい80g / Credit:depositphotos

つまり、サラダ6人前がストレスを軽減させるために必要な野菜の量といえます。

このため、1日に6回はサラダや果物を食べる必要があるというわけです。

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