子供を虐待するときだけ活性化する「虐待回路」を発見!
子供を虐待するときだけ活性化する「虐待回路」を発見! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部
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子どもを虐待するときだけ活性化する「脳の虐待回路」が見つかる (2/2)

2021.09.29 Wednesday

Biological triggers for infant abuse https://news.harvard.edu/gazette/story/2021/09/harvard-researchers-explore-what-drives-animal-infanticide/
Urocortin-3 neurons in the mouse perifornical area promote infant-directed neglect and aggression https://elifesciences.org/articles/64680

人間にも虐待回路があるかもしれない

人間にも虐待回路があるかもしれない
人間にも虐待回路があるかもしれない / Credit:Canva . ナゾロジー編集部

今回の研究により、マウスには子供への攻撃性を制御する「虐待回路」が存在することが示されました。

ただ今回の研究に用いられたマウスは、子供を作ったことのないオスとメスに限定されているという、制限事項が存在します。

育児中の母親マウスの虐待回路を強制的に活性化させ、実の子供にどのような虐待(殺害・育児放棄)が起きるか、そして虐待された子供がどのように死んでいくかを記録するという手法は、倫理的に厳しいものがあるのか確認されていません。

しかし、研究によって示された、子供に対する虐待が、専門の神経回路によって「オン・オフ」されるという結果は、非常にショッキングであるとともに、大きな成果であると言えます。

もし同じような虐待回路が人間の脳に存在する場合、薬などによって回路を遮断することができれば、凄惨な児童虐待の防止につながる可能性があるでしょう。

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