3. 学ぶ時間帯に気を使う
内容よりも軽視されがちな学ぶ「時間帯」についてですが、特に年配の方やティーンエイジャーは注意したほうがよさそうです。
2014年の研究では、年配の人々(60~82歳)の記憶力テストの結果について、午後1時と午後5時に実施したものより、午前8時30分と午前10時30分に実施した場合のほうが成績が良いことが分かっています。
また、16歳と17歳の女の子を対象とした2012年の研究では、午後9時に記憶力テストを実施した場合よりも、午後3時におこなったほうが成績が良いことが判明しています。
しかし、これはもちろん「午後には勉強しないほうがいい」というわけではありません。2016年の研究では、特にしっかりと睡眠をとって、翌朝に復習をするのであれば、午後の学習も効果的であることが示されています。