2.「うんちナイフ」を作ってみた
人類学者なら知らない者はいないとされる話があります。
それは「とあるイヌイットの男性が、激しい吹雪で遭難した際、自分のうんちを凍らせてナイフを作り、犬を解体して難をしのいだ」というもの。
とても有名な話だそうですが、これまで試した人はいませんでした。しかし今年、実際に「うんちナイフ」を作った人類学者が現れました。
彼らは、自らの便をイヌイットのうんちに限りなく近づけるため、油分の多い「イヌイット食」を8日間にわたり継続。それを凍らせ、ナイフ型に整形しました。
しかし、うんちナイフで豚の皮を切ってみたところ、皮には茶色い痕が残るばかりで、切れることはなかったとか。