12月21日(月)は400年ぶりの大接近!土星と木星の合体を見逃せない!
今年、土星と木星が最も接近するのは12月22日(火)の3時です。しかしその時、日本では惑星が地平線の下にあり観測できません。
そのため、21日(月)の日の入り(太陽が地平線の下に沈むとき)の後が一番の見どころだと言えます。
是非、21日には日の入りの約1時間後、南西の方角に目を向けてください。低い位置に重なった土星と木星を観測できるでしょう。
ちなみに、21日の東京の日の入りは16時30分となっています。12月21日は冬至ですから、日の入りがかなり早いのです。見逃すことがないようにしたいですね。
もちろんグレート・コンジャンクションは21日がピークというだけで、それ以前でもそれ以後でも確認できます。
毎日、日の入後に確認して、惑星間距離の推移を楽しむこともできるでしょう。
今回を見逃すと、次に土星と木星が合体するほど接近するのは80年後になります。
400年ぶりのグレート・コンジャンクションを是非見逃さないようにしましょう。
そのほか12月の天文ショーは下記の記事で紹介しています。