400年ぶりに土星と木星が大接近する
400年ぶりに土星と木星が大接近する / Credit:space.com
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21日夕方、土星と木星の「400年ぶりの超大接近」が見られます! (2/2)

2021.01.27 Wednesday

2020.12.20 Sunday

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12月21日(月)は400年ぶりの大接近!土星と木星の合体を見逃せない!

今年、土星と木が最も接近するのは1222日(火)の3時です。しかしその時、日本では惑星が地平線の下にあり観測できません。

そのため、21日(月)の日の入り(太陽が地平線の下に沈むとき)の後が一番の見どころだと言えます。

12月21日の日の入後に南西に目を向けよう
12月21日の日の入後に南西に目を向けよう / Credit:国立天文台

是非、21日には日の入りの約1時間後、南西の方角に目を向けてください。低い位置に重なった土星と木星を観測できるでしょう。

ちなみに、21日の東京の日の入りは16時30分となっています。12月21日は冬至ですから、日の入りがかなり早いのです。見逃すことがないようにしたいですね。

もちろんグレート・コンジャンクションは21日がピークというだけで、それ以前でもそれ以後でも確認できます。

毎日、日の入後に確認して、惑星間距離の推移を楽しむこともできるでしょう。

今回を見逃すと、次に土星と木星が合体するほど接近するのは80年後になります。

400年ぶりのグレート・コンジャンクションを是非見逃さないようにしましょう。

そのほか12月の天文ショーは下記の記事で紹介しています。

星のソムリエ®が選ぶ、今月の星の見どころベスト3【2020年12月】

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